【本当に安全か?】CLO2の安全性評価|学術論文・調査研究

【本当に安全か?】CLO2の安全性評価|学術論文・調査研究

IKIREI(イキレイ)」は、口臭オーラルケア商品で、主な成分として二酸化塩素「CLO2」を配合しています。

 

このCLO2は、経口摂取は少量であれば安全ですが、水蒸気、気体ガスの状態では有害です。成分としては「亜塩素酸Na」として配合されており、消毒・殺菌系の成分と気をつけることは同じです。

 

二酸化塩素CLO2とは

CLO2の化学的性質

二酸化塩素「CLO2」とは、化学式CLO2、モル質量67.45g/mol、密度3.04g/cm3、溶解度0.8g/100mL(20°C)の黄色がかった液体、または、気体の状態で保存されます。

 

塩素分子と同じく刺激臭があり、光や熱に不安定という特徴を持ちます。塩素酸ナトリウムか亜塩素酸ナトリウムから生成され、成分としては亜塩素酸Naの形で添加されるのが一般的です。

 

主な用途・使いみち

二酸化塩素(亜塩素酸Na|CLO2)は、実は私たちの生活に身近な存在です。殺菌用途で多方面で利用され、以下のような使途があります。

 

  • 紙パルプの漂白
  • 遊泳用プール水の消毒
  • 医療用器具や手術室の殺菌消毒
  • 飲料水の殺菌消毒
  • 小麦粉の漂白
  • 家庭用抗菌スプレー
  • 農作物への農薬として

このように、工業用途や公共・医療施設における利用のほかに、普段口にする可能性がある食品・飲料水にも応用されています。

 

日常生活の中で利用されるようになったのは比較的最近の事ですが、飲料水の消毒については世界的に使用されています。二酸化塩素を添加することで有害な細菌やウイルス除去できます。

 

歯磨き粉として使うのが無難

二酸化塩素はその摂取方法によって安全性が変わります。吸入にはリスクが伴いますが、経口摂取では問題ありません。

 

IKIREI(イキレイ)のように口に含むジェルタイプのオーラルケア商品であれば、基本的に不安要素はありません。歯磨き用途でのCLO2利用は安心で、不安ならば使用後に口をすすげば問題ありません

 

CLO2の安全性評価

CLO2は純粋にガスとして体内に取り込むのは危険ですが、二酸化塩素の気体単体を吸入してしまうことは一般人の生活ではほぼありません。

 

漂白剤や殺菌用途で使用される洗剤類、二酸化塩素を用いた空間除菌剤などは身近に吸入の可能性があるので注意が必要ですが、IKIREI(イキレイ)は吸入摂取するものではないのでリスクはほとんどありません

 

IKIREI(イキレイ)を長時間、フタを開けて放置しても、CLO2が気化していくような心配もほとんどなく、CLO2濃度も極微量でリスクはほとんどありません。

 

経口摂取は40ppm未満なら大丈夫

二酸化塩素の経口摂取の安全性はすでに確認されています。「二酸化塩素溶液の有効性と安全性の評価」レポートによると、二酸化塩素で構成された溶液を経口で摂取した場合の安全性については、以下のような結果が出ています。

 

A ClO2 concentration of up to 40 ppm in drinking water did not show any toxicity in a subchronic oral toxicity test. Herein, UC-1 showed favorable disinfection activity and a higher safety profile tendency than in previous reports.
参考:NCBI|Efficacy and Safety Evaluation of a Chlorine Dioxide Solution

 

40ppm(ppmは400万分の1の意)というごく微小な濃度では、毒性は示されていません。つまり、相当大量に、過剰に、経口摂取しないと危険性を持たせられません。

 

実験室のピペットで採取するものを参考に、1ppmを約0.1mlだとすると、40ppmは4gほどになります。大まかな計算ではIKIREI(イキレイ)(40g)に対して、4gまではCLO2(二酸化塩素|亜塩素酸Na)が入っていても害はないということです。

 

実際にはこれよりも少ない量しか入っていないと考えられますので、CLO2摂取によるリスクは考えなくてよいくらいです。逆にCLO2含有量が少ないため、口臭ケアに効果があるといえるほどのものなのか怪しくなるくらいには安全なものです。

 

ラットなどでの急性毒性試験LD50|吸入

The calculated oral LD50 was 94 mg/kg body weight.
参考:WHO|Concise International Chemical Assessment Document 37 CHLORINE DIOXIDE

 

ラットを用いた急性毒性試験「LD50(経口)」では、二酸化塩素の「LD50」の値は94mg/kg体重でした。LD50とは「半数致死量」のことで、投与した動物の半数が死亡する用量を指します。

 

これは体重60kgの人で例えると、5640mg(5.64g)を摂取した場合、50%の確率で死に至るというデータです。

 

基本的にCLO2の経口摂取における毒性の心配はありません。ですからIKIREI(イキレイ)のように口に含むオーラルケア商品の使用は、通常ケースでは安全性が確保されています。

 

ただし吸入(鼻呼吸から肺に摂取すること)については別です。ガス状の二酸化塩素を吸入するのはリスクが高いため、吸入摂取は絶対に避けてください。ただし、IKIREI(イキレイ)はジェルタイプのオーラルケア商品のため、吸入しようがありません。そのためIKIREI(イキレイ)の通常利用には問題はありません。

 

ただし、アロマディフューザーに混入して利用する場合、吸入してしまうのでNGです。また、経口摂取でも一度に大量に摂取するのは危険です。IKIREI(イキレイ)を使用する場合は、基本的に、乳幼児や正しい使用法を理解できない子どもの手に届かない場所に保管すること、大量摂取につながるような利用法は避けてください。

 

また、ご高齢の方や持病がある方は、肝臓などでの代謝が追い付かない可能性を考えて、通常用量よりも少なめの量で利用するよう心掛けてください。

 

唇や頬・指の肌荒れを引き起こす可能性あり

二酸化塩素の皮膚への刺激性については十分なデータがありません。国民生活センターは、CLO2について以下のようなコメントをしています。

 

「二酸化塩素への職業性暴露による主な健康影響は、気道、皮膚、および眼の刺激であるが、ヒトに関し信頼できる定量的データはないとされている。」
参考:国民生活センター|二酸化塩素による除菌をうたった商品

 

厚生労働省も、二酸化塩素について「データ不足のため安全分類ができない」としています。しかし、以下のような注釈も記載しています。

 

「データ不足のため分類できない。なお、マウスに本物質を含む水溶液 (9.7~11.4 mg/L) を48時間適用した結果、刺激性はみられなかったとの報告 (ATSDR (2004)) がある一方で、ウサギに本物質 (80%) を24時間適用した結果、刺激性がみられたとの報告 (EPA Pesticide (2006)) がある。これらの報告は、低濃度の試験や24時間適用の試験であるため分類には用いなかった。なお、ウサギを用いた皮膚刺激性試験 (OECD TG404) において、本物質のナトリウム塩である亜塩素酸ナトリウム (CAS番号: 7758-19-2、34.5%) を適用した結果、刺激性はみられなかったとの報告がある (SIDS (2009))。」
参考:職場のあんぜんサイト

 

これを踏まえると、皮膚への刺激性が全くないとは言い切れませんが、重篤な問題を引き起こすことはないでしょう。成分に触れやすい指、唇や頬などにわずかな肌荒れ症状が出る可能性はあります。

 

IKIREI(イキレイ)を使用して肌荒れなどの症状が認められた場合は、使用を控えるか、使用量を減らすなど工夫をし、担当の医師、かかりつけの医師に相談しましょう。

 

0.1mL中に50ppmの濃度では眼刺激性なし|ウサギの動物実験より

二酸化塩素には、眼刺激性があります。白ウサギを使った動物実験では、眼への刺激に関して以下のようなレポートが提出されています。

 

Furthermore, 0.1 mL of 50 ppm UC-1 (test solution) was administered to the left eye of the rabbits, and 0.1 mL of 0.9% normal saline (control solution) was administered to the right eye. Subsequently, the eyelids were held together for 1 s for instillation. Each treatment was repeated three times. Ocular irritations were observed for at the 1st, 24th, 48th, and 72nd hour using an ophthalmoscope (Welch Allyn, Skaneateles Falls, NY, USA)
参考:NCBI|Efficacy and Safety Evaluation of a Chlorine Dioxide Solution

 

この実験では、「0.1mL中に50ppmの濃度」という条件下で眼への刺激性が認められました。しかし、この濃度を下回る濃度であれば、刺激性について大きな心配をする必要はないでしょう。

 

仮にこの数値を上回る濃度の成分が眼に混入した場合、刺激性が感じられるでしょう。とはいえ、失明するほどではなく、しっかり洗浄すれば重篤な状態になるわけではないと言えます。

 

IKIREI(イキレイ)を使用した手で目をこすらないなど、基本的な安全対策を意識すれば問題はありません

 

口内炎がある時は使わないほうが良い

繰り返しになりますが、CLO2の経口摂取時における安全性は確証されています。とはいえ、口内炎があるなど、口腔内の健康状態によって、IKIREI(イキレイ)の利用を控える方が良いでしょう。

 

口内炎や歯周病などの炎症が起きている時には、刺激物を避けるのが一般的です。二酸化塩素には刺激性があるため、アルコールやたばこなどと同様、口内炎がある場合には控えるのが賢明です。

 

出典

Jstage:二酸化塩素の性質と製法|小川忠彦氏
Wikipedia:二酸化塩素|公的機関による調査・措置命令
WHO:Concise International Chemical Assessment Document 37 CHLORINE DIOXIDE
添加物 亜塩素酸ナトリウムの使用基準改正に係る食品健康影響評価に関する審議結果
国民生活センター|二酸化塩素による除菌をうたった商品
日本口腔インプラント学会|Porphyromonas gingivalisに対する二酸化塩素(CLO2)ガスの有効性
ChemicalSafetyFacts|Chlorine dioxide
NCBI|Efficacy and Safety Evaluation of a Chlorine Dioxide Solution

 

 

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