IKIREI(イキレイ)は唇に付いても肌荒れしない?【敏感肌注意】
IKIREI(イキレイ)の主要成分である二酸化塩素は、個人差はあるものの肌に刺激を与えることがあります。そのため、口腔内以外の部位、例えば唇や顔の皮膚などに付着しないように気を付けてください。
歯磨きをしている時に、うっかり開いている口から成分が垂れてしまう可能性もあります。それによって多少ヒリヒリすることもあるので、使用時には成分が口腔内だけに留まるようにしてください。
もしそれ以外の場所に付着してしまったら、水でしっかり洗い流すようにしましょう。
肌荒れはするので気をつけて(個人差あり)
IKIREI(イキレイ)の主要な成分は二酸化塩素(CLO2)です。成分としては亜塩素酸ナトリウムとして配合されていますが、両者は基本的に同じものと考えて問題ありません。
どちらも漂白作用がある成分として知られていますが、塩素という言葉からある程度想像できるように、これらの成分は決して人体に優しい成分ではありません。
IKIREI(イキレイ)として使用する際には基本的に有害ではありませんが、濃度によっては危険な成分ともなりえるので、一応取り扱いには注意したほうが良いでしょう。個人差はありますが、肌荒れのリスクもあるので、不用意な使い方はNGです。
使用中に最低限注意すべきポイントをいくつか解説したいと思います。
唇や顔のお肌にはつけないように
まずIKIREI(イキレイ)を使用する時は、唇や顔などデリケートな部分にはつけないようにしてください。
繰り返しになりますが、IKIREI(イキレイ)の主成分は二酸化塩素です。IKIREI(イキレイ)は厚生労働省の許認可を得ているので基本的に安全ですが、意味なく唇や肌に付着させないでください。
IKIREI(イキレイ)と同じように、二酸化塩素を使用した除菌効果をうたう商品について、国民生活センターの以下のような調査結果が見られます。
首から下げるタイプの除菌用品について、2008 年度以降 2013 年 3 月 31 日までに登録された危害(注 7)に関わる相談は 77 件ありました。
年度別にみると、2010 年までに相談はなく、2011年度が 2 件、2012 年度が 75 件で、特に消費者庁が「ウイルスプロテクター」について公表した翌日の 2013 年 2 月 19 日以降の相談が 68 件と急激に増加しており、そのうち 61 件が「ウイルスプロテクター」による熱傷等の皮膚障害に関する相談で、二酸化塩素等の除菌効果をうたった銘柄についての相談は 7 件でした。
こちらの被害事例については、主に1つの商品について指摘されています。同様の商品で他の銘柄については、さほど報告はありませんでした。
しかしすべてのケースが報告されているわけではないことを考えると、二酸化塩素を使った商品のリスクは、決してゼロではないことは明らかです。
ですから口の中や歯に対してIKIREI(イキレイ)を使うのは問題ないとしても、顔周りの皮膚には使わないように気をつけてください。
刺激はあるので敏感肌にはきついかも
二酸化塩素に刺激に関しては、敏感肌の人にとって特に注意が必要です。
先程の調査結果では、二酸化塩素を含んだ商品を使用して皮膚障害が発生した人のケースが紹介されています。例えば以下のようなケースがあります。
除菌用品を首につけたまま寝てしまい、商品が触れていた腹部があざのようになって痛み、病院で除菌用品の成分による皮膚障害と診断された。6 歳の息子が除菌ストラップをつけていたら、除菌用品が当たっていた腿ももの部分に低温やけどのような跡ができた。夫が肌着とシャツの間に入れて使用し皮膚がやけどのように赤くなり、皮膚科を受診した。黒い肌着もその部分だけ色が抜けて白っぽくなった。
これらの事例を見ると、大人・子どもに関係なく一部の人に被害が出ていることが分かります。もちろんこれらの被害事例の総数は、二酸化塩素系商品を使用した人の総数と比較して微々たるケースという可能性はあります。
とはいえ、少なくとも数十件という被害報告が複数の場所から寄せられていることを考えると、敏感肌の人は特に、二酸化塩素を使った商品に一定の注意を払う必要があると言えます。
歯磨き中に垂れるとヒリヒリする|水で流せばOK
IKIREI(イキレイ)は歯磨き粉のようにして使用することができますが、磨いている時には成分が口からはみ出ないように気を付けてください。
歯磨きをする時に、口を開けて歯を見ながら磨く方は少なくないと思いますが、口が開いていると唾液や口に含んだ水分が多くなって外にあふれそうになることがあります。
成分そのものが付着するわけではなく、水や唾液で薄まった状態で垂れるので刺激は少ないはずですが、それでも先述のように敏感肌の人は反応してしまうかもしれません。
もしヒリヒリするようだったらすぐに水で洗い流してください。しっかり水ですすげば刺激は引いてくるでしょう。
もし使うたびにヒリヒリする感じがあるのなら、使用を中止するか、歯磨き粉としてではなく、口腔内に薄く延ばすだけの使い方にすると良いかもしれません。
口内炎や歯周病がある場合は先に治療して
少なからず刺激があることを考えると、口内炎や歯周病などの炎症が発生している場合は、IKIREI(イキレイ)を使うのは控えた方が良いでしょう。
口臭があるとしても、まずはそれらの症状を治療する方が先決です。
口内の傷を悪化させる可能性がある
さきほどの被害事例では、二酸化塩素によるものと思われる皮膚障害について報告されていました。通常の状態の皮膚に悪影響が出るのであれば、口内炎や歯周病など、口の中に傷がある状態では症状が悪化する恐れがあります。
まずはそちらの治療に専念して傷をなくしてから使用してください。
不安な場合は医師に相談すること
もし歯周病が進んだ状態にあるのであれば、完全に治療し終えるのは難しいかもしれません。そのような場合、口臭対策としてどうしてもIKIREI(イキレイ)を使いたいのであれば、かかりつけの歯科医などに相談することをおすすめします。
口の状態をチェックして、問題がないようであれば試してみても良いでしょう。
【↓↓アマゾン最安値はコチラ↓↓】
【↓↓楽天最安値はコチラ↓↓】